アメリカの雇用統計は為替レートに大きな影響を与える注目度の高いイベントです。
発表時間は22時半です。
サマータイムのときは1時間早くなります。
事前に予想を立てているサイトはたくさんありますが、リアルタイムで確認するのであればSBI LM 雇用統計Liveの動画や、FX会社の発表しているニュースに注目しておきましょう。
ただしニュース速報は数値を確認してから流すことになりますので、ややリアルタイムよりは遅れて出てきます。
業界大手のGMOクリック証券や外為ドットコムなどでは、アプリを入れておけば簡単にニュースを取得することができます。
自宅のパソコンの前でなくても情報を得ることができますので、取引の参考にできるでしょう。
ただし、リアルタイムで結果が分かったからと言って、取引で成功するかは別です。
ヘッジファンドなどではコンピューターによる自動取引を導入しています。
そのため、人間の目で確認してから売買をしていては、どうしてもコンピューターより早く出ることができないのです。
雇用統計直後は値動きが荒くなりますので、ロスカットを巻き込めば一方的に大きく動くこともあります。
大切なのは波に乗ることです。
雇用統計で利益を出したいのであれば、あえて両建てしておいて決済するタイミングで勝負するか、そもそも取引に参加しないのもよいでしょう。
乱高下の幅が広ければ、それだけでロスカットに巻き込まれるリスクがあり、そのようなタイミングでポジションをとっても、「往復ビンタ」となる可能性があるからです。
動画やアプリですぐに情報を取得することは可能ですが、値動きの様子をしっかりと観察し、ポジションをとる場合はストップロス注文も入れておくことを忘れないようにしましょう。
また、ポジションの取りすぎは危険です。
証拠金がマイナスになれば追証となりますので、無理に購入するのは避けたほうが良いです。
ただし海外のFX会社で取引をしている場合は、ゼロカットが導入されていれば安全でしょう。雇用統計に役立つアプリならYAHOOファイナンス