ふるさと納税は、納税者が自分で好きな都道府県や市町村を選び、寄付をする制度のことで、それにより税金が控除されます。
寄付金の使い道や目的を選ぶことができたり、自分の応援したい自治体に寄付をすることができます。
また、寄付をした自治体から地元の特産品などの返礼品が送られてくることがあり、多くの納税者がこの制度を利用しています。
これまでは確定申告をすることにより税金の控除が受けられましたが、2014年4月よりワンストップ特例制度ができ、条件を満たせば確定申告が不要となりました。
それによりますますこの制度の人気が高まっています。
しかし、全額控除されるふるさと納税枠には上限があり、寄付をする本人の収入や他の控除によって額が異なります。
ふるさと納税を実際に行う前に、ご自身の収入でどれくらいまで寄付できるのか計算する必要があります。
ふるさと納税を扱っているサイトや総務省のポータルサイトには限度額早見表が掲載されていますので、事前にチェックするとよいでしょう。
特に、総務省が用意している早見表は必要な情報がまとまっていて、収入や家族構成によって限度額を確認することができます。
また、総務省が発行している控除額の計算シミュレーションができるエクセルファイルを利用することで、より正確な限度額を計算することができます。
「源泉徴収表」「確定申告書」を使うことにより、より詳細なシミュレーションを行うことができ、たいへん便利です。
自己負担額が2000円に収まる寄付金の目安を把握することで、お得に寄付をしましょう。
このようにふるさと納税を取り扱うサイトや、総務省のポータルサイトを利用し、限度額を把握することにより、安心してこの制度を利用することができます。
毎月の給与明細の納税額を眺めているだけでなく、自ら自分の応援したい自治体や寄付目的を選択して、納得できる納税をしたいものです。
また、さとふる「ふるさと納税サイト」のふるさと納税控除のシミュレーションも役立ちます。
まだこの制度を利用したことのない方は、ぜひ各サイトや総務省のホームページを参考になさってください。