九州電力へのお問い合わせカスタマーセンターは、九州地区各県の営業所が窓口となっており、休日を除く月曜日から金曜日の9時~17時の間で対応を受けることができます。
カスタマーセンターでは、顧客が確認したい料金やプランといった様々な内容に対してサービスの提供を行いますが、インターネットによる利用も可能となっています。
停電などの生活に大きく関係のある内容に関しては、24時間受付となる送配電コールセンターが対応窓口となっています。
九州電力が提供をする情報の1つに、でんき予報があります。
でんき予報では、九州地区管内における電力使用状況が確認できる仕組みになっており、電気需要逼迫時を事前に伝えることで、支障なく電気を使用することができるように提供されます。
予報は、当日、翌日、週刊の3つに対して行われ、週刊予報に関しては木曜日に出るシステムが取られています。
九州電力では、需給状況を示す指標を4段階に分類していますが、でんき予報では、ここでの供給予備率と照らし合わせることで、地域における電力需給状況を確認することができるようになっています。
まず、電気使用率が92%以下の場合には安定した需給状況となり、電力の安定供給に必要な予備率8~10%を確保している状態となります。
次に、電力使用率92%超~95%以下がやや厳しい状況に該当し、85%超~97%以下では厳しい需給状況となります。
最も厳しい内容としては97%超となった場合が該当し、この場合、大幅な供給力不足となっていることを表しています。
でんき予報では、地域の電力使用状況を確認することができますが、需給の逼迫が予想される場合、九州電力では大口顧客への個別節電要請、ホームページやマスメディアを活用した節電依頼を行うことになります。
最も逼迫が予想される4段階目の場合には、予め登録をしている個人の携帯電話に「緊急時の節電ご協力お願いメール」が配信されるようになっています。