ラジオクラウドとは、スマートフォンアプリをつかってラジオ番組の音源の一部や限定コンテンツをストリーミング方式で配信しているサービスのことです。
2016(平成28)年7月にTBSラジオの番組をつかってサービスを開始し、後に9つの民放ラジオ局が加わって、現在では10の放送局の番組を聴くことができます。
ラジオクラウドのサービスを最初に開始したTBSラジオでは、2005(平成17)年10月からポッドキャストを配信するサービスを実施していました。
しかし、サーバー運営費の増大や、ユーザーの嗜好の把握の難しさから、想定通りの収益をあげられる目処がつかないと判断し、2016年6月末でサービスを終了させました。
ラジオクラウドは、TBSラジオにとってはポッドキャストの事実上の後継サービスに位置づけられます。
ラジオクラウドでは無料のユーザー登録をすることで、参加しているラジオ局が制作している番組の過去の放送分を聴くことができます。
ただし、最新の放送分についてはユーザー登録をしなくても無料で聴取することができます。
コンテンツを再生する方法は簡単で、目当ての放送局と番組を選択し、興味のあるコンテンツをタッチするだけです。
ダウンロードが終われば再生が可能になり、タッチをすれば聴くことができます。
ダウンロードの履歴は「マイエピソード」と呼ばれる画面で見ることができます。
ここで、保存したコンテンツを再度聴くことができるほか、もう聴く必要がなくなった場合は、コンテンツのところを左にスワイプすると現れる削除ボタンをタッチすればデータが削除されます。
ラジオクラウドの利用中に、再生ができなかったり、突然アプリが終了してしまうなどの不具合が起きた場合、アプリ側が原因であれば最新版へのアップデートを待つしかありません。
一方、ダウンロードが遅い場合は、通信環境が悪い場所に居るのが原因であれば受信しやすい場所に移動するだけで解決できる可能性がありますが、通信制限が原因であれば解除されるのを待つしかありません。
聴くのに夢中になって、ラジオクラウドのコンテンツをダウンロードしすぎないように注意しましょう。ラジオクラウドアプリ