医療費控除に関しては、サラリーマンも自家営業者も確定申告でなければ、税金が戻ることに結びつかないので、結構苦労する人もいますが、実は医療費控除のためのものに限定するのであれば、それほど難しいものではありません。
エクセルシートを用意して、日付、かかった病院とか調剤薬局の名前、かかった金額などを記録しておけば、90%の作業を終わることになります。
そのためのバス代とかの交通費も忘れないことですし、タクシーを利用したのであれば、その理由を明細書という形で記録しておくか、エクセルシートに備考欄を作成し、書き込んでおくのがいいのです。
もちろん、領収書は必ず保管しておきます。
計算はとても簡単でシミュレーションというほど難しくありません。
扶養家族の分も含め、10万円を超える金額を支払っていれば、超えた金額が税金控除の対象になるというものです。
所得金額とか、退職所得とか、山林所得の関係はありますが、ほとんどの方は、これらに関係がなく10万円ということを目途にすれば大丈夫です。
最近は、税務署でeーTAXという制度が出来ています。
今まで紙ベースで申告していましたが、インターネットを利用して、確定申告の内容を整備し、そのまま送信してOKというものです。医療費控除の申請用紙の代わりとしても使えるようになっています。
領収証などは送る必要がなく、自宅に保管しておきさえすればいいというものです。
この制度を利用する場合、あらかじめ確定申告用のソフトが組み込まれているので、医療費控除に限らないで、生命保険料控除、地震保険料控除の計算なども必要情報をインプットするだけで大丈夫ですし、最終的には納める税金額や戻ってくる金額までもはじき出してくれます。
言わば、無料の確定申告ソフトということができます。
これまで述べてきたことと違って、もっと複雑な計算が必要とか、こみいった事情があるというのであれば、市販の様々なアプリをダウンロードして対応することがおすすめになります。
市販ソフトは、実によく研究されており、目的にぴったりと合えば、心強い味方になります。
その意味では、どのアプリを選ぶかにかかっていると言えます。医療費控除に特化した2つの無料iphoneアプリの高レビュー商品を紹介しておきます。