労働者名簿は、会社が労働者を雇用した場合に整備しなければならないもので労働基準法第53条に規定あり、一般に様式19号と呼ばれています。
この整備をしっかりとしていないと罰則があるので必ず作成することを強くオススメします。
この内容そのものは記入する程度のものなので難しくはないですが、一枚一枚管理するの紙で行うのは場所もとり、紛失の恐れもあるのでできればエクセルなどでデータ管理をしてバックアップをとるほうがいいです。
この労働者名簿のひな型は、WEBでも公開されており、エクセル対応のものもあるのでダウンロードして使用できます。
ダウンロードの仕方は非常に簡単で供給しているサイトにてこの労働者名簿のファイバーをクリックするだけでダウンロードが始まり、自動的にエクセルに落とし込まれるものです。
一般に公開しているものなので、無料で使えるところも魅力です。
またエクセルへのダウンロードなのでマクロ機能を使って他の労働法令の様式、賃金台帳や出勤簿などへの反映を連動してできるのも有用な部分です。
そしてこの労働者名簿への記入ですが、こうした無料ダウンロードサイトでは記入例も頒布しているのでその部分も落とし込んで使用したほうがいいです。
記入そのものはそれほど難しいものではないので記入例に従って記入していけばいいので、この記入例を見て、いままで表示が必要がないと思っていたところやあるいは必ず記入しなければならないところがあり、この記載漏れは罰せられることに気付きます。
労働法令のより理解を深めるという意味において、この記入例はぜひダウンロードして内容をみることをお勧めします。
このようにパソコン上のソフトで管理する方が総務としても効率よくでき、また費用もかからず、他へ転用もできることから一から労働者名簿をエクセルでつくることなく、ひな型をダウンロードしたほうがよく、またこのダウンロードした労働者名簿は、その内容が法令に違反しない場合にはカスタマイズすることも可能です。